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自分自身は、人類の過去から未来へと続く営みの一役を担っているに過ぎないと考えています。
ただ、その一役を全うしたいと思っているのです。
私が今まで吸収し、発展させてきた思想とは、まず、自分自身を確立し、そこから身近な人から順によい影響を与えていく、という考え方です。
渦巻き状の蚊取り線香の中心が自分で、そこから家族、社員、顧客、地域社会、社会全体へと広がっていくようなイメージです。
私は、多くの方々から影響を受け、成長してきました。
今は、成長を継続しつつも、恩返ししていかなければならないと感じています。
成長に満足してからいつか恩返ししようと思っていると、時間がなくなってしまうかもしれないからです。
まず自分自身が幸福であること。
次に家族が幸福であること。
そして、その幸福をまわりに広げていくこと。
自分が不幸では、他人を幸福にすることなど到底できません。
自分をしっかり確立することを第一に考えています。
私にとって、幸福とは、家族が幸せで、自分にチャレンジする場があること。
家族が幸せに過ごしていて、自分が経営者という立場で悪戦苦闘している現在の状況は、私にとって幸福です。
家族も幸福である今、私はそれをまわりに広げていく段階にあり、そういう使命を持っていると思っています。
ただ、最近分かったことがあります。
私は、すべての人を幸せにする力は持ち合わせていないこと。
私にできるのは、同じような幸福感を持った人を幸せにすることだけだと。
私は、物欲が少なく、どうしてもモノを手に入れたときの幸福感は理解できません。
当然、その幸福感は私には与えることのできないものなのでしょう。
また、自分のためだけに自身の能力を使うことも理解できません。
私は他人のために自身の能力を使うことを当然だと思っています。
私が会社経営をしているのは、幸せをまわりに広げていくための自身の思いの集大成なのです。
目の前のひとりを幸せにすることは非常に難しく、自分が微力だということは分かっています。
それでも、微力でもあるのなら、それを出し切りたいと思うのです。
会社を経営することによって、ひとりでも多くの人の一助になりたいと思っています。
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